| 由希(感じては駄目ッ……皆が見ているじゃないの!) |
| 乗客の眼差しを背中に感じて、由希は懸命に歯を食いしばる。 |
| 由希(私は教師なのよ。聖職に就く者なのよ!) |
| だが、深々と肉路をえぐられ敏感なところまでいたぶられると、フッとそんな意識が遠のいていく。 |
| 由希(駄目、いやッ……あうう!) |
| 深いところから湧出した快美の電流が、バイブの振動に乗って、身体の隅々にまでひろがった。 |
| 抗うことなど到底できない、峻烈な戦慄だった。 |
| 由希「うッ、はんッ……うッ、うッ……はあァァ……いや」 |
| いくら抑えようとしても、淫らな声が洩れてしまう。 |
| 意志とは裏腹に、双臀がギュッ、ギュッとおぞましいものを締めつけてしまう。 |
| 由希「うッ、あッ、あッ、あんッ……うふッ、うふッ、ふうンン、んふッ、んふッ」 |
| あふれでる淫声に、切ない情感がこもってくる。むせび泣くような哀感が、艶めかしく響いてしまう。 |
| 由希は手の甲を跡がつくほど噛みながら、顔を伏せ、全身を震わせる。 |
| 由希(いくッ、イッちゃう!……) |
| 由希「ああァァァァ……うはッ……ふうン」 |
| 頭のなかで閃光がきらめき、真っ白になった。体中の力が抜けていく。 |
| こんな快美感があるのかと思うくらいの、凄絶なエクスタシーだった。 |
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| 「女教師・痴漢調教」より |