未優「だ、だめだよぉ、お兄ちゃんの部屋に帰ってからだよぉ…っ…」
優一「未優がいけないんだぞ?俺のこと誘うから……前、当たってるの分かるだろ?」
未優「う、うん…でも、でもぉ…電車の中だよぉ?他にお客さんがたくさん乗っているのに…ダメだよぉ」
ヒソヒソ声で一生懸命に会話をする未優。ガタンガタンと繋ぎ目の上を走る車輪の音が車内に響いていて、その声は俺にしか届いていないようだった。
未優「お、お兄ちゃんの…硬くなって未優のお腹に当たってる…でも、お兄ちゃんの部屋に帰ってからにしよ?ねぇ?」
優一「未優……」
未優「ふぅっ…ダメだよぉ……はあっ、そんな所触っちゃダメぇ…くっ……ふぅっ……お兄ちゃん、止めてよぉっ、周りのお客さんに分かっちゃうよぉっ」
優一「感じない?」
未優「か、感じるわけないもん…はぁぁ、見つかっちゃうよぉ…こ、こんな所でするなんてだめだよぉ…ふぅっ……んん…お兄ちゃぁん……」

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