サンプルCG
いきなり押し込められた先は意味不明の荷物でごった返している資料室だった。
未だ歴史の浅い学校だというのに、いやさ歴史が浅いこそだからなのか、この資料室は機能性だとかそういうものを全く込められずに教材が押し込められているだけである。
もとより、ここから持ち出される機会のある教材など殆ど無く、ただの死材置き場と化しているのが現状なのだが。
広明「む、むぅっ」
芳乃「だから静かにしてろって」
暗く蒸し暑く、かつホコリっぽいという最悪極まりない環境の中、多田は俺を壁に押しつけあまつさえ手で口を封している。