07 樒凌辱


もののふ「樒、ずいぶんと立派な乳房をもっているな、今からたっぷり嬲ってくれる」
その目と口のついた触手は音もなく口をひらくと、乳首を護符帷子の上からむしゃぶった。
ぶちゅ。じゅっ。じゅるっ。じゅ………
唾液を垂らしながら、胸先を吸引し、舌で弾き、突起を転がしていく。
霊力のこもった紙切れ一枚ごしに、樒の敏感な突起の感触がつたわってくる。
コリコリとした弾力とともに舌先がしびれる感じがするのは、おそらく護符のせいだろう。
だがオレにとっては全く問題にならないレベルだ。
乳輪、乳頭の形を確かめながら、オレは触手の口で含んでたっぷりとしごいていく。
樒「……くっ……っ」
声を押し殺し、目をそらして無表情のままの樒。
だが身体の反応を隠すことはできない。
下から逆なでされるように舌で舐められると、かすかにぴくりと身体を揺さぶる。
もののふ「我慢するな。感じたならハッキリと言うのだ」
オレは、余裕たっぷりに樒にそういうと、乳房の根元を緩急つけて絞りあげ、胸を揺さぶらせながら、乳首をいたぶった。
波の音に、触手の食らいつく淫猥な水音が重なる。
じゅぽん………
口触手の執拗な責め苦から解放された樒の乳首は、護符帷子を下から突き上げ、はっきりわかるほど勃起している。
もののふ「どうした樒殿。偉そうな事を言っておいて、乳首がいやらしく勃起しているぞ。だらしないな」
樒「好きになさい。そんなことで、私をどうこうできると思っているならば、浅はかです」
乳首をいたぶられながらも、樒は気丈に言い放った。
もののふ「強情だな。いいだろう。ならば、その言葉後悔させてやる」
樒の反抗が情欲を焚きつける。



+ 前へ +  + もどる +  + 次へ +